去年から会社一丸となって取り組んできた奈良の唐招提寺の社務所棟が遂に完成しました。昨日25日に竣工式があり、マスモリの会長はじめ宮大工の棟梁たちが出席してきました。福井の小さな工務店が奈良の由緒あるお寺の社務所の建設に携わることが出来たことをとても光栄に思います。これからも初心を忘れることなくお客様に少しでも喜んでいただけるよう誠意をもって仕事に取り組んでいきたいと思っております。

17日に瑞応寺庫裡新築工事の材料検査がありました。お寺の住職様はじめ檀家の人達や元請け業社様、設計士さん大工さん達など全部で１５人ほどがマスモリにこられました。とても寒い日で工場も寒かったけど、たくさんならべてある柱などをみて、すごく満足してくださりいい雰囲気の中　無事終了いたしました。

このたび　(有)マスモリは　本願寺派金銘山瑞應寺　庫裡新築工事の木工事を請け負うことになりました。
庫裡とはお寺の僧侶が居住するところで、お寺の食事などを作ったりお客様などを招いたりするところで、普通の住宅とは少し違い寺院の建築に合わせて格式ある重厚な建物になっています。今(有)マスモリの第二工場でベテランの大工さん達による木造り作業が始まりました。桧柱が何本も加工されていきます。

福井の宮大工さんたちは奈良の借家で一ヶ月ほど八人で泊まりながら現場へ朝早くから行き、夜遅くまで仕事をしていきました。仕事がきれいで速いと現場での評判は最高でした。
１１月には屋根瓦がきれいに仕上がりました。

晴天に恵まれいよいよ建て方が始まりました。ベテランの宮大工により正確に手早く仕事が進みました。奈良の業社様も驚くばかりでした。